人口原理の結果をいかに軽視するとしても、吾々は、それが伝染に途を開く原因であり、その範囲と害とを著しく大ならしめる力をもつことを、認めざるを得ないのである。
ショオト博士は、激しい致命的伝染病は、虚弱者や老衰者の多くを一掃するので、その後には一般に通常見られぬ健康状態が現われる、と云っている1)[#「1)」は縦中横、行右小書き]。この事実のもう一つの原因は、おそらく、余地と食物との量の増加、従って下層階級の者の境遇の改善であろう。ショオト博士によれば、非常に多産的な年の後には非常に死亡と疾病の多い年が来、また死亡の多い年の後にはしばしば非常に多産的な年が来るのであって、これはあたかも自然が死亡による損失を防止しまたは急速に恢復しようと欲しているが如くである。一般に疾病と死亡の多い年の翌年は、残った生殖能力者に比して出生が多いものである。
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1)[#「1)」は縦中横] Id. p. 344.
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この最後の結果は(訳註)、プロシアとリトアニアの表に極めてはっきりと例証されていることは1)[#「1)」は縦中横、行右小書き]、吾々の既に見たと
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