烽フは全部削除されている。ここまでの第二版の分は(前述の如くそれは同版では第四章となっているが)次の如くである、――
  『第四章 結婚の出産性について
『前章で触れた如くロシアにおいては出生の死亡に対する比率は異常なるものがあり、またかかる比率は極めて急速な増加を確証している人口実測によってかなりに確証されているのであるが、かかる事実にもかかわらず、たいていの州においては、各一結婚はわずかに三人の子供を産むに過ぎぬように思われる。
『しかしちょっと考えてみるならば、一国の人口が規則正しく減少するのを防止するためには、各一結婚が、平均して、一結婚を、換言すれば結婚まで生存する子供二人を、産まなければならぬことは、明かであろう。もしその結果がこれに達しないならば、結婚数は徐々として減少していき、そして各一結婚当りの子供の数が依然同一であるならば、人口は云うまでもなく減少し続けるであろう。もし各一結婚が正確に二人の結婚する子供を産むならば、結婚数と子供の数とはどの世代でも同数であるから、人口は減退することも増加することも出来ず、正確に停止的でなければならない。
『各一結婚の産児の数が、ロシ
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