ヲをしないことは滅多になく、一般に、教区の救済を受けなければならぬ恐れのあるものの、大きくなった子供や親戚は、普く一家の恥辱と考えられているかかる堕落を出来るなら防止しようと、進んで助力をするのである。
 各種教区の報告の筆者はしばしば、極めて強い言葉で英蘭《イングランド》流の貧民税賦課制度を非難し、蘇格蘭《スコットランド》流の救済という方法が決定的に優れていると云っている。工業都市ではあるが貧民が多数いるペイズリに関する報告1)[#「1)」は縦中横、行右小書き]の中で、筆者はなお英蘭《イングランド》の制度を非難し、そしておそらく行き過ぎの記述をしている。彼は曰く、英蘭《イングランド》ほど多額の貧民救済金はどこでも見られないが、しかも英蘭《イングランド》ほど貧民の多い国はない。そして彼らの状態は、他国の貧民[#「他国の貧民」に傍点]に比較して、真に最も悲惨である[#「真に最も悲惨である」に傍点]、と。
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 1)[#「1)」は縦中横] Vol. vii. p. 74.
[#ここで字下げ終わり]
 ケエラヴェロックに関する報告には1)[#「1)」は縦中横、行右小書き]
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