ホならない。五人の子供の中《うち》、十年を経て一人死ぬというのは異常な低率であり、また十年の後には、長子はその親のもとを離れはじめるものと考え得よう。従ってもし各結婚がその存続期間中に正確に五人を産むと仮定しても、その成員の充実し切った家族もわずかに四人の子供しかもたず、そしてそこまで行っていない家族の大部分は、三人以下しかもたないであろう1)[#「1)」は縦中横、行右小書き]。従って私は、家族の中で両親の一方が死んだと考え得るものの数を斟酌した上で、この場合一家族当り四人半という数になるかどうかには、大きな疑問をもつものである。前述のデュウシル教区2)[#「2)」は縦中横、行右小書き]においては、一結婚当り子供の数は七人、一家族当りの人数はわずか五人、とある(訳註)。
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1)[#「1)」は縦中横] 平均して、同一家族内の子供の年齢の差は、約二歳と計算されている。
2)[#「2)」は縦中横] Vol. iv. p. 308.
〔訳註〕第二版ではこの次に一パラグラフがあったが、これは第三版に至って削除された。それは次の如くである、――
『私がこの事情に着目したの
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