になろうが、この比率は、三六分の一という死亡率に基づいて計算すれば、一国の人口を一二五年にして倍加せしめるものであり、従ってこの世紀全体に対する平均たり得る大いさの、比率である。我国の人口を最高に見積っても、それは革命当時の二倍とはならない。』
[#ここで字下げ終わり]
 しかしながら吾々は、この出生対死亡の比率、または出生及び死亡の総人口に対する何らかの仮定的比率が、この世紀を通じてほとんど斉一に継続したと考えてはならない。相当の期間記録されたあらゆる国の記録簿を見れば、時期を異にするにつれ著しい変動が生じていることがわかる。ショオト博士は、この世紀の中頃に、出生の死亡に対する比率を一一対一〇と見積った1)[#「1)」は縦中横、行右小書き]。そしてもし出生が同じ時期に人口の二十八分の一であったならば、死亡率は三〇・八分の一という高率であったのである。吾々は現在出生の死亡に対する比率は[#「比率は」は底本では「比は率」]一三対一〇以上であると想像している。しかしもし吾々がこの比率をもって、次の百年間の人口増加を測定する指標とするならば、吾々はおそらく非常に大きな誤謬に陥るに違いない。吾
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