であるから、私は依然として、右の結果のはるか大部分は健康の増進に帰せらるべきものである、と信じたいのである。
[#ここから2字下げ]
1)[#「1)」は縦中横] P. 6.
[#ここで字下げ終わり]
三六分の一という死亡率は、おそらく、この世紀全体の平均としては低過ぎるであろうが、しかし三六分の一という死亡率に基づいて計算された一二対一〇という出生対死亡の比率は、一国の人口を一二五年にして倍加せしめるものであり、従ってこの世紀全体に対する平均たり得る大いさの、出生対死亡の比率である。最近の計算でこれ以上急速な増加を示すものはない(訳註)。
[#ここから2字下げ]
〔訳註〕このパラグラフがこの形になったのは第三版よりのことである。第二版ではこれは次の如くあった、――
『もし吾々が、一七八〇年頃の死亡率をもって、現在の如く四〇分の一ではなく三六分の一と仮定すれば、これは、一一七対一〇〇という如き高い比率ではないとしても、健康状態の増進を大きく斟酌したことになろう。そして出生率が現在とほとんど同一であったと仮定すれば、一七八〇年頃の出生は死亡に対し三六対三〇すなわち一二対一〇であったこと
前へ
次へ
全434ページ中218ページ目
小説の先頭へ
文字数選び直し
マルサス トマス・ロバート の一覧に戻る
作家の選択に戻る
◆作家・作品検索◆
トップページ
登録
ご利用方法
ログイン
携帯用掲示板レンタル
携帯キャッシング