R.
[#ここで字下げ終わり]
 大都市や、また普通都市においてすら、幼年期に対し特に好ましくない何物かが、確かにあるように思われる。そして死亡が主としてどの社会部分に生ずるかを見れば、死亡が、通常かつ正当に都市に帰せられているより[#「より」に傍点]高度の奢侈と淫蕩に由来するよりは、子供達の弱い肺にとり好ましくないと考え得る空気のむさ苦しさと、彼らがほとんど必然的に経験するとじこめられた生活とに、由来するものなることを、示すように思われる。最良の体躯をもち、最も規則正しく静かに暮している夫婦でも、都市ではその子供を田舎におけると同様に健康にすることは滅多になかろう。
 ロンドンでは前の計算によれば、産児の半数は三歳以下で死亡し、ウィーン及びストックホルムでは二歳以下、マンチェスタでは五歳以下、ノリジでは五歳以下、ノオサンプトンでは十歳以下で死亡する1)[#「1)」は縦中横、行右小書き]。これに反し地方村落では、産児の半数が三十、三十五、四十、四十六、及びそれ以上までも生きる。ヨオクシアのアクウォス教区では、リイ博士が二〇年間に死亡したすべてのものの年齢について作った極めて正確な計算に
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