@』に述べてある三一分の一というロンドンの死亡率は3)[#「3)」は縦中横、行右小書き]、実際よりも低いと考えざるを得ない。五千というのは、おそらく埋葬の脱漏の酌量としては不足のようであり、また戦争や商業上の仕事による不在者は十分に考慮されていない。死亡率を見積るに当っては、現在人口のみが考慮せらるべきである。
[#ここから2字下げ]
 1)[#「1)」は縦中横] ロンドンの人口または死亡率の推算は、最近の人口実測以前には、周知の如き記録簿の大きな脱漏があるので、常に多くの推測や意見に依存していた。しかしここに挙げた諸都市については事情はこの程度に至っていなかった。プライス博士は、人口減退の問題について大きな誤りを犯したように思われるが、彼はこれに言及するに当って、極めて率直に、自分はおそらく一度提出した意見を固持しようという気持に無意識に支配されたかもしれぬ、と述べている。(訳註――この註は第三版より現わる。)
 2)[#「2)」は縦中横] Increase and Decrease of Diseases, p. 32. 4to. 1801.
 3)[#「3)」は縦中横] P. 1
前へ 次へ
全434ページ中209ページ目


小説の先頭へ
文字数選び直し
マルサス トマス・ロバート の一覧に戻る
作家の選択に戻る
◆作家・作品検索◆
トップページ 登録 ご利用方法 ログイン
携帯用掲示板レンタル
携帯キャッシング