、容易に同意し得るであろうか。社会の階段を二、三段、ことに教育が終りを告げ無知が始まるあたりで、下ることは、一般人には、幻想的な悪とは考えられず現実的な悪と考えられるであろう。もし社交が望ましいものとすれば、それは確かに自由な平等な相互的な社交で、利益を受けると共に与える社交でなければならず、被護者が保護者に対し、貧民が富者に対するが如き、社交であってはならない。
 かくの如き顧慮は、確かに、かかる階級にある多くのものが、年若くして愛着を感ずる志向に従うのを妨げているのである。しかし他のものは、情欲がもっと強いかまたは判断力がもっと弱いために、かくの如き顧慮を無視する。そして道徳的な愛というが如き悦ぶべき感情が時にそれに伴う一切の害悪を償ってなお余りありという具合に行かぬとすれば、それは実際つらいことであろう。しかし私は恐れる、かかる結婚の結果は、慎慮に富む人の予言を否定するよりはむしろ確証することが普通であることを、認めなければならないことを。
 商人や農民の息子達は結婚しないように勧められ、そして彼らが家族を養い得べきある商売か農場を手に入れるまでは、この忠告に従う必要があることは
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