することは当然予期せらるべきことである。問題が新税の賦課や旧税の免除にある時には、人々は一般にその貧困を訴えるであろう。実際租税の問題については、フランス政府はいささか当惑しなければならぬように思われる。けだしそれは極めて適切にも、県会に勧奨して、漠然たる不平に耳を傾けることなく、特定の不平を述べて特定の救治策を提議し、特に他の租税を推奨することなくして一租税の廃止を要求することのないようにと云ったのであるが、しかし私には、すべての租税が非難されており、しかもこれに代るものを何ら提議することなくして一般的に非難されている場合が、最も多いように思われる。地租、動産税、入市税、関税は、すべてはげしい不平の種である。そして私の注目を惹いた唯一のこれに代る新税は狩猟税であるが、狩猟は現在フランスではほとんど消滅しているから、一切の残余を埋合すに足る収入を生ずるものとは期待し得ない。この著作は全体として極めて興味があり、そして各県の状態を知りその改善のためのあらゆる観察と提案とに耳を傾けようという政府の希望を示すものとして、統治者の大きな名誉に価するものである。それはしばらくの間は公刊されたが、
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