り」に傍点]大なる死亡率の外になお他の諸原因が共合して、出生率による異る時代における人口の測定を著しく不正確ならしめることが、わかるであろう。
ミウレ氏が蒐集した事実はすべて価値多きものである。もっとも彼が下した推論は常に必ずしも価値多きものとは考え得ないけれども、彼は、ヴヴェーについて、若干の計算を試みているが、これは結婚の出産性に関する問題を真に確かめ、そして――当時この特定目的を有っていたわけではないが――これを測定する通常の方法の不正確を証示する性質を、もつものである。彼は、三七五人の母親が二〇九三人の生産児を産んだことを見出した。これは各一人の母親が[#式(fig45455_03.png)入る]人または約六人の子供を産んだことになる1)[#「1)」は縦中横、行右小書き]。しかしながらここで母というのは、全部実際の母のことであって、妻のことではない。しかしヴヴェーにおける妻の中《うち》子供を産まぬものが、彼れの見出した如く四七八人中二〇人の割合であるということを斟酌してもなお、既婚婦人は各々五・三分の一人以上の子供を産んだことがわかる2)[#「2)」は縦中横、行右小書き]。し
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