ュして読むことは不可能である。彼は曰く、『もし全く妻を有たずに行くことが出来るとすれば、吾々は直ちにこの害悪から免れることであろう。しかし自然の法則の指示するところは、妻があっては幸福に生活し得ないし、妻がなければ人間の種を継続することは出来ない、ということなのであるから、吾々は、刹那的な快楽よりは永続的な安固を尊重すべきである1)[#「1)」は縦中横、行右小書き]。』と。
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 1)[#「1)」は縦中横] Aulus Gellius, lib. i. c. 6.
[#ここで字下げ終わり]
 事態の緊急に際して発布され、そして支那やその他の諸国における如くに宗教と一緒にはならない、結婚と人口を奨励するための積極的法律は、それが目ざす目的に合致することは滅多になく、従って、一般にこれを提議した立法者の無智を表示するものである。しかしかかる法律が表面的に必要だという事実は、ほとんど常に、その国の道徳的、政治的堕落の程度の著しいことを表示する。そしてそれが最も力強く強調される国においては、啻に悪習があまねく流行していることが見られるのみならず、政治的制度が、勤労にとり、従
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