接する諸民族は一般に短命である。二十二歳のシャンガラの女は、ブルウスによれば、六十歳のヨオロッパの女子よりも、皺が多くかつ老いぼれている1)[#「1)」は縦中横、行右小書き]。従って、これらすべての国においては、絶えず移住していた時代の北方の牧畜民族と同様に、極めて急速な人間の新陳代謝が行われていることが、わかるであろう。そして両方の場合の相違は、吾々の北方の祖先は自国外で死んだが、しかるにこれらは故国で死んだという点である。もしこれらの諸民族の間に正確な死亡表がとられていたならば、それは、ヨオロッパ諸国を平均して三四、三六、または四〇人につき一人という比率とは異り、戦死者をも含めて、少くとも一七または一八人につき一人が年々死亡することがわかるであろうことを、私はほとんど疑わないのである。
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1)[#「1)」は縦中横] Id. vol. ii. p. 559.
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ブルウスが帰国の途中通過した国のある地方について述べているところは、アビシニアの状態よりも恐ろしい情景を呈しており、そして人口が、食物の生産と、この生産物に影響を及ぼす自然的並
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