、虐殺人!」それは死骸《しがい》に対して瀕死《ひんし》の者がつぶやく非難の声であった。
内心の爆発は常に外に現われなければやまないものである。引き続いて言葉は少しずつ出てきたが、しかし祖父にはもうそれを口にするだけの力がないように見えた。彼の声は他界から来るかと思われるほど遠くかすかになっていた。
「それももうわしにとっては同じことだ。わしも間もなく死ぬんだ。ああパリーのうちにも、このあわれな子を喜ばせるだけの女はいなかったのか! なぜこの世をおもしろく楽しもうとはせず、戦いに行って畜生のように屠《ほふ》られてしまったのか。それもだれのため何のためかと言えば、共和のためではないか! 若い者はショーミエールにでも行って踊ってればいいのだ。二十歳といえばめったにない大事な年齢だ。ろくでもないばかな共和めが! 世の母親がいくらきれいな子供をこしらえても、皆|攫《さら》ってゆきやがる。ああこの子は死んでしまった。そのためにお前のとわしのと二つの葬式がこの家から出るだろう。お前がそんなことをしたのも、ラマルク将軍の目を喜ばせるためなのか。だがそのラマルク将軍がいったいお前に何をしてくれたか。猪
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