身の意欲である。激越なる救治策は必要でない。好意をもって弊害を研究し、それは調べ上げ、次にそれを矯正すること、吾人が社会に勧めたいのはそれである。
 それはとにかくとして、世界各地のうちで特にフランスに目を据えて、理想の不撓《ふとう》なる理論をもって大業を果たさんために戦うそれらの人々は、たとい倒れても、またことに倒れたがゆえに、崇高たるのである。彼らはおのれの生命を進歩に対する純なる贈り物として投げ出す。天の意志を成就し、宗教的行為をなす。一定の時が来れば、台詞《せりふ》渡しの詩の俳優のような無私の心で、神の定めた筋書きに従って墳墓の中へはいってゆく。一七八九年七月十四日に不可抗力をもって始まった人類の大運動に、世界的な燦然《さんぜん》たる最上の結果をもたらさんがために、その希望なき戦いと堅忍なる消滅とを甘受する。かかる兵士らはすなわち牧師であり、フランス大革命はすなわち神の身振りである。
 そしてまた、他の章において既に指摘しておいた種々の区別のほかに、次の区別をも添加しておくが至当であろう、すなわち、革命と呼ばるる是認された反乱と、暴動と呼ばるる否認された革命とである。破裂したる
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