鉗ヌ酊《めいてい》の第二期に突然手荒く押し込まれたので、その常として、間もなく眠りに陥ってしまった。
四 寡婦ユシュルーに対する慰謝
バオレルは防寨《ぼうさい》ができたのに狂喜して叫んだ。
「さあ街路はふさがったぞ。うまくいった!」
クールフェーラックは居酒屋を少しうちこわしながらも、寡婦《やもめ》の上さんを慰めようとしていた。
「ユシュルーお上《かみ》さん、こないだジブロットが敷き布を窓からふるったというので、警察から調べられて違警罪に問われたというじゃないですか。」
「そうですよ、クールフェーラックさん。ですがまあ、そのテーブルまであなたは恐ろしい所に持ち出すつもりですか。敷き布のことと、屋根裏から植木鉢《うえきばち》を一つ往来に落としたというだけで、百フランの罰金を政府《おかみ》から取られたんですよ。あまりひどいではありませんか。」
「だから、お上さん、われわれがその仇《かたき》をうってやろうというんです。」
ユシュルー上さんは、今皆がなしてるような返報が自分のためになるとはよくわかっていないらしかった。彼女は昔のあるアラビアの女のような仕方で満足させられてい
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