ソ経済上の結果のみを見ても、難破か敗戦のごとき災害によって六十隻の一艦隊が全滅するに等しいのである。
「歴史的に言えば、もちろんいずれの暴動にもその美があった。舗石《しきいし》の戦《いくさ》は叢林《そうりん》の戦に劣らず壮烈であり悲壮である。後者には森林の魂が籠《こも》っており、前者には都市の魂が籠っている。一方にはジャン・シューアンがおり、一方にはジャンヌがいる([#ここから割り注]訳者注 前者は大革命の初期に蜂起せる王党農民の首領、後者は後に出てくる暴動の一首領[#ここで割り注終わり])。従来の暴動は、パリー市固有のきわめて顕著なあらゆる特質、すなわち、豪侠《ごうきょう》、献身、騒暴なる快活、勇気は知力の一部たることを示す学生、不撓《ふとう》不屈なる国民兵、商人の露営、浮浪少年の要塞《ようさい》、通行人らの死を恐れざる心、などをまっかにしかも燦然《さんぜん》と照らし出した。学校と連隊とが戦った。そして要するに、戦士らの間にはただ年齢の差があるのみだった。皆同じ人種であった。主義のために二十歳にして死ぬ者も、家族のため四十歳にして死ぬ者も、皆同じ堅忍な人であった。内乱において常に悲し
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