4字下げ]
〔de'visser le coco〕([#ここから割り注]ココ酒の栓をぬく[#ここで割り注終わり])……首をねじ切る。
tortiller([#ここから割り注]ねじる[#ここで割り注終わり])……食う。
〔e^tre gerbe'〕([#ここから割り注]束にされる[#ここで割り注終わり])……裁かれる。
un rat([#ここから割り注]一匹の鼠[#ここで割り注終わり])……パン盗人。
il lansquine ……雨が降る。
[#ここで字下げ終わり]
この最後のものは、特殊な古い形容であって、多少そのできた年代をも示している。それは斜めの長い雨足を lansquenets(十五六世紀頃のゼルマン歩兵)の密集した斜めの槍《やり》にたとえたもので、しのつく雨[#「しのつく雨」に傍点]という通俗の換喩を一言のうちにこめたものである。時とすると隠語は、初期から次の時期に至るに従って、その言葉も野蛮な原始的状態から比喩の意味のものに変わってくることがある。悪魔をさす言葉も、rabouin から boulanger(パン屋)――竈《かまど》の中で焼く者――となっている。才気は増してき
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