、今は姿を変えて清浄な秘密をかばうに適するようになったものらしかった。そこにはもはや、青葉棚《あおばだな》も芝生も青葉トンネルも洞穴《どうけつ》もなく、ただヴェールのような交錯したみごとな影が四方に落ちてるのみだった。パフォスの庭([#ここから割り注]訳者注 恋の神ヴィーナスの社の庭[#ここで割り注終わり])はエデンの園となったのである。言い知れぬ一種の悔悟がその隠れ場所を清めたのである。その花売り娘も今は人の魂にその花をささげていた。昔は放縦だったその媚《こび》を売る庭も、今は処女性と貞節とのうちに返っていた。ひとりの法院長とひとりの園丁、ラモアニョンのあとを継いだと信じてるひとりの好人物とル・ノートルのあとを継いだと信じてるもひとりの好人物とが([#ここから割り注]訳者注 前者は最初のパリー法院長で有徳の法官、後者は有名なる園囿設計家――法院長と園丁とが[#ここで割り注終わり])、その庭をゆがめ裁ち切り皺《しわ》をつけ飾り立てて情事に適するように仕立て上げていたが、自然はそれを再び取り返し、たくさんの影を作って、愛に適するように整えたのである。
そしてまたその寂しい庭のうちには、
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