を尋ねてごらん遊ばせ、答えてあげますから、っておっしゃいましたの?
――そして?
――お答えなさらなかったのです。
――であなたは何を尋ねました。
――おっしゃったとおりにある所を開きました。そして目についた第一番目の問いを尋ねました。
――どういう問いでした?
――それからどうなったか[#「それからどうなったか」に傍点]、っていうのでした。
また、ある寄宿生の持ってる多少美食家の鸚鵡《おうむ》について、次の深い観察がなされたのもここである。
「かわいいこと[#「かわいいこと」に傍点]! 大人のようにジャミパンの上皮だけを食べてるわ[#「大人のようにジャミパンの上皮だけを食べてるわ」に傍点]!」
七歳の娘の手で忘れないためにあらかじめ書き止められた次の罪の告白が拾われたのも、この修道院の舗石《しきいし》の上においてである。
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天の父よ、私は貪欲《どんよく》でありましたことを自ら咎《とが》めまする。
天の父よ、私は姦淫《かんいん》でありましたことを自ら咎めまする。
天の父よ、私は男の方へ目を上げましたことを自ら咎めまする。
[#ここで字下げ終わり]
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