分の心を埋め、自分の考えを眠らし、忘れるのだ、忘れるのだ!……
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――「霊をもて深き苦悩を抑《おさ》えつつ、
汝《なんじ》起《た》てよかし。霊こそは、肉の重みに
撓《たゆ》まずば、常に戦《いくさ》の勝利者なるぞ。」
予は俄《にわか》に起ち上がりぬ。言葉の気息は
恥のためにいよよまさりて、言いぬ。
「いざ、予は強し、己が役目を果たしみむ。」
――神曲、地獄の巻、第二十四章――
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わが神よ、われは汝《なんじ》に何をなしたか? なにゆえに汝はわれを圧倒するか! 幼きころから汝はわれに、悲惨と闘争とを賦与した。われは不平を言わず闘った。わが悲惨を好んだ。汝から与えられたこの魂を、純潔に保たんとつとめ、汝からわがうちに置かれたこの火を、防護せんとつとめた……。主《しゅ》よ、汝が創《つく》ったものをこわさんといきり立つのは、それは汝である、汝自身である。汝はこの火を消し、この魂を汚し、われを生かすものすべてを剥《は》ぎ取った。われは世にただ二つの宝をもっていた、わが友とわが魂と。もはやわれは何物も
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