このさい御交際を絶つ方が、自然なことだと御承知ください。この後、御希望どおりあなたを評価しうるような友だちに、御不自由なさらないことを希望いたします。私はあなたの未来を疑いません。そして音楽家としての御進歩を、かげながら心から注目いたしましょう。敬白
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[#地から2字上げ]ヨゼファ・フォン・ケリッヒ

 最も辛辣《しんらつ》な叱責《しっせき》も、これほど残忍ではなかったろう。クリストフはもう手段がないのを覚った。不当な非難には答えることができる、しかしかかる丁寧な無関心さの空虚にたいしては、どうすることができよう? 彼は狂わしくなった。もうミンナには会えないだろう、もう永久に会えないだろう、と彼は考えた。そしてそれをたえ忍ぶことができなかった。いかに大なる自尊心も、少しの恋愛に比べては、実にわずかなものであると感じた。彼はあらゆる品位を忘れて卑劣になり、新たにいく本も手紙を書いて、宥恕《ゆうじょ》を嘆願した。それらの手紙は、最初の怒った手紙にも劣らず、やはり馬鹿げたものであった。なんの返事も来なかった。――そして万事終った。

 彼は危く死のうとした。身を殺すこ
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