乞わずにはいって来ましたが、たしかにメグとジョンはおどろき、メグはとびあがり、ジョンは書斎へ逃げこもうとしました。
「おや、まあ、これはいったい、なにごとですかい?」と、老婦人は杖で床をたたき、二人がそこにいたのをあやしみました。
「あの、おとうさんのお友だちですの。」
「その男が、お前さんの顔をなぜあかくさせたかね? なにかまずいことでもあったね。」
「ただお話ししただけです。ブルックさんは、こうもりがさをとりにいらしたのです。」
「ほう、ブルック、あの子の家庭教師がね? ああ、わかりました。ジョウがおとうさんのことづけをいいに来たとき、まちがえて口をすべらしたのを聞いた。お前さんは、承知しはしないだろうね?」
「しっ! 聞えますわ、おかあさんをよんでまいりましょうか?」
「まだいい。お前にいうことがあります。お前がその男と結婚する気なら、わたしはびた一文もあげないからね、よくおぼえておき、そして、りこうにおなりよ。」
 老婦人は、どんなにやさしい人にも反抗心を起させる人で、今もメグは、強制的にそういわれると愛情と片意地で、ジョンを好きになろうと思い、いつになく強気で、
「あたしは、
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