きむしりました。
「まあ、そんなに怒らないでね、どういう事情か話してあげます。ジョンさんは、ローレンスさんに頼まれて、かあさんといっしょにいって、つききりで看病して下すったので、あたしたちは好きにならずにはいられませんでした。あのかたはメグについては公正明大で、メグを愛しているが、結婚を求める前にたのしく暮せる家を持てるように稼いでおきたいとおっしゃるんです。あのかたは、メグを愛し、メグのためにはたらくことを許してほしい。そして、もしメグにじぶんを愛させるようになったら、その権利を許してほしいとおっしゃった。あのかたは、りっぱな青年です。かあさんたちはあのかたのいうことに耳をかたむけずにはいられませんでした。けれど、メグがあんなにわかくて婚約するのは不承知です。」
「もちろんですわ。そんなばかな話。なにかわるいこと起ってると思ってました。これじゃ予想していたよりもっとわるいわ。いっそのこと、あたしがメグと結婚して家庭のなかに安全にしておきたいわ。」
 このおかしな考えに、おかあさんはほほえみました。けれど、またまじめな顔になって、
「あなたには、うち明けましたが、メグにはいわないで下さ
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