したらブルック先生から、すぐ帰るという返電さ。だから、おかあさんは、今晩お帰りになる。そうすれや、万事好都合だろう。ぼくのやったこと気にいらない?」
 ジョウは、狂喜してさけびました。
「おおローリイ! おかあさん! うれしい!」
 ジョウは、ローリイにしがみつき、めんくらわせてしまいました。けれど、ローリイは、おちついて、ジョウのせなかをさすり、気がおちつくのを見て、二三度はずかしそうにキッスをしました。それで、ジョウはきゅうにわれにかえり、やさしくかれをおしのけ、息をはずませながらいいました。
「だめよ、あたしそんなつもりじゃなかったのよ。いけなかったわ。でもハンナがあんなに反対したのに、電報うって下すったと思うと、うれしくて、とびつかずにいられなかったの。きっとぶどう酒のせいだわ。」
 ローリイは、笑いながらネクタイをなおしました。
「かまわないさ。ぼくもおじいさんも、とても心配でね。もしもベスに万一のことでもあれば、申しわけない、だけどハンナは、ぼくが電報をうつというと、どなりつけたんだ。それでぼくかえって決心して、うってしまったんだ。終列車は、午前二時につくからぼく迎えにいく
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