たの?」
「お医者さまが来るまで、あたし抱いていたの。お医者さまに死んでしまったとおっしゃって、ヘンリッヒとミンナののどを見て、「しょうこう熱」ですね、おくさん、もっと早くわたしをよびに来なければだめですと、むずかしい顔をしておっしゃったわ。すると、ハンメルのおばさんが、貧乏だからじぶんの手でなおそうとしたんです。どうかほかの子を助けて下さいといったの。そして、わたしにね。早く家へ帰ってベラドンナを飲みなさい。そうでないと、あなたもかかるよとおっしゃったの。」
「ああ、ベス、あなたがかかったら、あたしはどうしたって、じぶんを許せないわ!」
「だいじょうぶ、ベラドンナを飲んだら、いくらかよくなったようだわ。」
「ああ、おかあさんが家にいて下すったら! あなたは一週間以上も、ハンメル家へいったんだものきっとうつったわ。ハンナをよんで来るわ。ハンナは病気のことなんでも知っているから。」
「エミイを来させないでね、エミイはまだかからない[#「かからない」は底本では「かかない」]から、うつると大へんだわ。あなたとメグねえさんは、もううつらないでしょうか?」
「だいじょうぶと思うわ。うつったってか
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