ことを念おして、
「じゃいうわ。あたしね、小説を二つ、新聞社の人のところへおいて来たの。そして、来週返事があるの。」と、相手の耳にささやきました。ローリイは、
「アメリカにその名も高きマーチ女史ばんざい!」と、さけんで帽子を高くなげ、それをうけとめました。もう郊外を歩いていたので、それは二羽のがちょうと、四ひきのねこと、五羽のにわとりと、六人のアイルランド人の子供をよろこばせました。
「返事なんか来ないわ。このこと、たれにも失望させたくなかったから、いわなかったの。」
「なあに、だいじょうぶ、あなたの書くもの、シェークスピアの書いたものくらい、ねうちがありますよ。活字になったらすてきだな!」
 ジョウは、そういわれると、うれしく思いました。友だちの賞讃はいいものです。
「それで、あなたの秘密ってなあに? 公明正大にいいなさい。」
「いってしまうと、こまることになるかもしれないんですが、いわないと気がらくになれないし、あのね。メグの片っぽうの手ぶくろのありかを知っているんです。」
「それっきり?」
「今のところ、それでじゅうぶんだよ、どこにあるかということを教えたら。」
 ローリイは、ジ
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