の白日子王《しろひこのみこ》のところへおいでになって、同じように、天皇がお殺されになったことをお告げになりました。白日子王《しろひこのみこ》は天皇のご同腹《どうふく》の弟さまでいらっしゃいました。それだのに、この方も同じく平気な顔をして、すましておいでになりました。皇子はまたそのおあにいさまのえり首をつかんでひきずり出して、小治田《おはりだ》という村まで引っぱっていらっしゃいました。そしてそこへ穴《あな》を掘《ほ》って、その中へまっすぐに立たせたまま、生き埋《う》めに埋《う》めておしまいになりました。
王《みこ》はどんどん土をかけられて、腰《こし》までお埋められになったとき両方《りょうほう》のお目の玉が飛び出して、それなり死んでおしまいになりました。
二
大長谷皇子《おおはつせのおうじ》はそれから軍勢をひきつれて、目弱王《まよわのみこ》をかくまっている都夫良意富美《つぶらおおみ》の邸《やしき》をおとり囲みになりました。すると、こちらでもちゃんと手くばりをして待ちかまえておりまして、それッというなり、ちょうどあしの花が飛び散《ち》るように、もうもうと矢《や》を射《い
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