を切除するような、機械的な方法をば、真に、人間の更正と復活と救済の理想に向かって、徹底的に変改してしまう必要はないでしょうか……」
「と言うと、つまりどういうことになるのですか? 僕はまたわからなくなってしまいました」とミウーソフがさえぎった。「また何かの空想ですね。なんだか形がないようで、まるでわけがわかりませんよ。破門とはいったい何ですか、どういう破門なんです? 僕にはなんだか、おもしろ半分に言っていられるような気がしてなりませんよ、イワン・フョードロヴィッチ」
「ところが実は今でもそれは同じことですじゃ」と、突然長老が口をきったので、一同は一斉に彼のほうへふり向いた。「実際、今でもキリストの教えというものがなかったら、犯罪者の悪行にはなんらの抑制がなくなり、ひいてはそれに対する刑罰すらもなくなってしまったに違いないのじゃ。しかし刑罰といっても、ただいまあの人の言われたような、多くの場合、単に人の心をいらだたせるにすぎぬ機械的なものではなしに、木当の刑罰なのじゃ。つまり真に人を恐れおののかせると同時になだめ和らげるような、自分自身の良心の認識中に納められている本当の罰なのじゃ」
「
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