するその声は、
つゆうそのないいいしらせ。
小鳥の卵すするゆえ、
なく音《ね》すずしいかっこ鳥、
はやもなきます、かっこうと、
夏がもうじきまいります。
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豆こぞう
豆んちょの家《うち》の、
豆んちょのこぞうっこ、
よその養魚池《かいぼり》へおしかけて、
魚《さかな》をぴんぴとつりあげた。
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ソロモン・グランディ
ソロモン・グランディは、
月曜日にうまれて、
火曜日に洗礼うけ、
水曜日に嫁とったが、
木曜日には病気になり、
金曜日にずんと重《おも》って、
土曜日におっ死《ち》ぬちゅうと、
日曜日にはうめられた。
ソロモン・グランディの御一代《ごいちだい》。
そこでおしまい、ちゃァんちゃん。
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かえるの殿御《とのご》
お池にござるはかえるどの、
お池にござるはかえるどの、
はつかねずみは粉小屋《こなごや》に。
相手ほしやのかえるどの、
相手ほしやのかえるどの、
でんでんむしの背中にうちのって。
はつかねずみのお宿《やど》まで、
はつかねずみのお宿まで、
そこで戸たたく、ものもうす。
「はつかねずみのお姫《ひい》さま、わたしゃ其様《そさま》にあいにきた、
はつかねずみのお姫《ひい》さま、わたしゃ其様《そさま》にあいにきた、
お気にめしたか、めすまいか」
「なんとお返事いたさりょうに、
なんとお返事いたさりょうに、
まして叔父様《おじさ》のるすのうち」
ねずみの叔父御《おじご》がもどられて、
ねずみの叔父御《おじご》がもどられて、
「だれかみえたぞ、るすのうち」
「いやな殿御《とのご》がござんした、
いやな殿御《とのご》がござんした、
叔父様《おじさ》のおるすにござんした」
そこでなきなき、かえるどの、
なきなき、小川をかえるどの、
めがものお上※[#「藹」の「言」に代えて「月」、第3水準1−91−26]《じょうろう》とであわしゃる。
よいものみつけた、ござんなれ、ござんなれ、
めがものお上※[#「藹」の「言」に代えて「月」、第3水準1−91−26]《じょうろう》に、かえるどの
ぱくとのまれてきゅうきゅうきゅう。
さてもあわれな物語、
ここらあたりで、あなかしこ。
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一切空
一切空《いっさいくう》ちゅうおばあさんがどこかしらにござった。
豆っちょろのお家《いえ》におさま
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