ツパ新石器時代遺物」のキャプション付きの図(fig18371_30.png)入る]
 また、この新石器時代《しんせつきじだい》になつてから、人類《じんるい》の發明《はつめい》した大切《たいせつ》な品物《しなもの》は土器《どき》であります。土器《どき》といひますと粘土《ねんど》で形《かたち》を造《つく》つて、それを火《ひ》で燒《や》いたものであります。もっとも今日《こんにち》のように堅《かた》い燒《や》き物《もの》や、釉藥《うはぐすり》を用《もち》ひた品《しな》は出來《でき》なかつたので、いはゆる素燒《すや》きでありますが、とにかく土器《どき》が發明《はつめい》されてから、人間《にんげん》は生活上《せいかつじよう》に非常《ひじよう》な便利《べんり》を得《え》て來《き》ました。今《いま》まで水《みづ》を汲《く》んだり、それを保存《ほぞん》するには椰子《やし》の實《み》の殼《から》のようなものとか、貝類《かひるい》の殼《から》とかを使《つか》ふことの他《ほか》はなかつたのであります。これらのものは大《おほ》きさも限《かぎ》りがあり、形《かたち》も一定《いつてい》してをりますが、この土器《どき
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