ゐたのでありますが、それ以外《いがい》にこの時代《じだい》には石《いし》を磨《みが》いてすべ/\した美《うつく》しいものに造《つく》り上《あ》げることをやり出《だ》したのです。また石器《せつき》の形《かたち》も大體《だいたい》は前《まへ》の時代《じだい》よりは小形《こがた》のものが多《おほ》く、しかも石器《せつき》の使《つか》ひ途《みち》によつて種々《しゆ/″\》異《こと》なつた形《かたち》のものがわかれて發達《はつたつ》して來《き》ました。例《たと》へば平《ひら》たく刃《は》が兩方《りようほう》から磨《みが》き出《だ》してゐる石斧《せきふ》、あるひは長《なが》い槍《やり》、あるひは庖丁《ほうちよう》といつたふうに、使用《しよう》に便利《べんり》な種々《しゆ/″\》の形《かたち》が出來《でき》たのであります。そしてそれらが皆《みな》、その後《ご》發達《はつたつ》して今日《こんにち》の金屬《きんぞく》の器物《きぶつ》になつて行《い》つたのです。またこの時代《じだい》の一番《いちばん》大《おほ》きな發明《はつめい》は、弓矢《ゆみや》が始《はじ》めて用《もち》ひられることであります。それは矢
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