か》から出《で》るのと同《おな》じような漆器《しつき》などが出《で》ました。また北《きた》の方《ほう》遼陽《りようよう》の北《きた》には石《いし》で大《おほ》きな室《しつ》をつくつた古墳《こふん》があつて、その石室《せきしつ》に繪《え》を描《か》いたのがありましたが、今《いま》は旅順《りよじゆん》の博物館《はくぶつかん》に持《も》つて來《き》てありますから、容易《ようい》に見《み》ることが出來《でき》ます。そのほか南滿洲《みなみまんしゆう》の各地《かくち》には、小《ちひ》さな煉瓦造《れんがづく》りの墓《はか》や石棺《せきかん》がありますが、ことに珍《めづら》しいのは、貝殼《かひがら》でもつて四角《しかく》に取《と》り圍《かこ》み、その中《なか》に死體《したい》を收《をさ》めた墓《はか》であります。それを貝墓《かひはか》と呼《よ》んでをりますが、これは石器時代《せつきじだい》の貝塚《かひづか》とはまったく異《こと》なつたもので、中《なか》からは漢時代《かんじだい》の品物《しなもの》や、その頃《ころ》の古錢《こせん》が出《で》て來《き》ます。これらの古墳《こふん》やまたあちこちから出《で》
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