\造《つく》り方《かた》の違《ちが》つてゐる點《てん》がわかり、また昔《むかし》の建築《けんちく》がいかにも良《よ》く出來《でき》てゐることに氣《き》がつくのですが、この建築《けんちく》のお話《はなし》もまた別《べつ》の時《とき》にすることにいたします。
しかしこゝでちょっと申《まを》して置《お》くことは、かういふお寺《てら》の建築《けんちく》が支那朝鮮《しなちようせん》から傳《つた》はり、天皇《てんのう》の御殿《ごてん》や貴族《きぞく》の家屋《かおく》もさういふふうに作《つく》られるようになりましたが、人民《じんみん》の家《いへ》などはたいていやはり昔《むかし》のまゝの形《かたち》に造《つく》られたと思《おも》はれますし、ことに伊勢大神宮《いせだいじんぐう》や出雲《いづも》の大社《たいしや》のような神社《じんじや》は、ごく古《ふる》い/\時代《じだい》の日本《につぽん》の家《いへ》の形《かたち》をそのまゝに作《つく》ることゝなつてをつたのです。そして今日《こんにち》なほ大神宮《だいじんぐう》は[#「大神宮《だいじんぐう》は」は底本では「太神宮《だいじんぐう》は」]なんべん建《た》て
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