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      (ヌ) 古瓦《ふるがはら》と古建築《こけんちく》

 日本《につぽん》の古墳《こふん》から發見《はつけん》されてゐるいろ/\の品物《しなもの》は、皆《みな》さんと一《いつ》しょに見《み》てまゐりましたが、この日本《につぽん》の古墳《こふん》と非常《ひじよう》によく似《に》てゐる朝鮮《ちようせん》などの古墳《こふん》についても、この博物館《はくぶつかん》に參考《さんこう》として少《すこ》しばかり品物《しなもの》や摸型《もけい》を竝《なら》べてありますから、それらを見《み》なければなりませんが、その前《まへ》に、こゝにあります日本《につぽん》から出《で》る古《ふる》い瓦《かはら》を、ちょっと見《み》ることにいたしませう。
 日本《につぽん》の古墳《こふん》が造《つく》られた時代《じだい》の終《をは》りの頃《ころ》には、もはや朝鮮《ちようせん》をへて日本《につぽん》へ佛教《ぶつきよう》がはひり、それと一《いつ》しょにお寺《てら》の建築《けんちく》が、だん/\出來《でき》かけてをりました。あの大和《やまと》の法隆寺《ほうりゆうじ》などの大《おほ》きい伽藍《がらん》
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