》とか八花鏡《はつかきよう》といふ形《かたち》の鏡《かゞみ》は、まったく唐《とう》の時代《じだい》になつて初《はじ》めて出來《でき》たものであり、また柄《え》のついた鏡《かゞみ》や四角《しかく》な鏡《かゞみ》も、唐《とう》や宋《そう》以後《いご》のものであります。それに世間《せけん》では三種《さんしゆ》の神器《じんぎ》の中《なか》にある御鏡《みかゞみ》を、八稜鏡《はちりようきよう》のような恰好《かつこう》のものと思《おも》ふ人《ひと》があるのは間違《まちが》ひで、もちろん、たれもこれを拜《はい》した人《ひと》はないのでありますが、古《ふる》い時代《じだい》の鏡《かゞみ》でありますれば、必《かなら》ず圓《まる》い鏡《かゞみ》でなければなりません。(第六十七圖《だいろくじゆうしちず》)
[#「第六十六圖 日本支那古鏡」のキャプション付きの図(fig18371_67.png)入る]
[#「第六十七圖 日本支那古鏡」のキャプション付きの図(fig18371_68.png)入る]
さて古墳《こふん》の中《なか》から出《で》る鏡《かゞみ》は、ちょうど漢《かん》から六朝時代《りくちようじだい》の鏡
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