た》は西洋《せいよう》の『どるめん[#「どるめん」に傍点]』あるひは『石《いし》の廊下《ろうか》』といふものに非常《ひじよう》に似《に》てゐますけれども、日本《につぽん》のは西洋《せいよう》のものゝように古《ふる》いものではなく、また本當《ほんとう》の『どるめん[#「どるめん」に傍点]』といふほど簡單《かんたん》なものは、日本《につぽん》ではほとんど見當《みあた》りません。(第五十八《だいごじゆうはち》、九圖《くず》)
[#「第五十八圖 日本古墳石室」のキャプション付きの図(fig18371_59.png)入る]
[#「第五十九圖 日本古墳石室」のキャプション付きの図(fig18371_60.png)入る]
石室《せきしつ》の中《なか》には、たいてい石棺《せきかん》を一《ひと》つ入《い》れてありますが、また二《ふた》つ以上《いじよう》の石棺《せきかん》を入《い》れたのもあります。例《たと》へば河内《かはち》にある聖徳太子《しようとくたいし》の御墓《おはか》には、太子《たいし》の母后《ぼこう》と、太子《たいし》の妃《きさき》と三人《さんにん》の御棺《おかん》を容《い》れてあるとのことで
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