のを模《も》してあるのも發見《はつけん》されます。とにかくこの埴輪《はにわ》といふものは、なか/\面白《おもしろ》いもので、日本人《につぽんじん》の作《つく》つた一番《いちばん》古《ふる》い彫刻物《ちようこくぶつ》といふことが出來《でき》、昔《むかし》の人《ひと》の生活《せいかつ》や風俗《ふうぞく》を知《し》る上《うへ》に最《もつと》もよい材料《ざいりよう》の一《ひと》つであります。また埴輪《はにわ》のあることによつて、その塚《つか》のごく古《ふる》いこともわかるのでありますから、考古學《こうこがく》の研究上《けんきゆうじよう》非常《ひじよう》に大切《たいせつ》なものとせられてをりますが、何分《なにぶん》お墓《はか》の外《そと》に立《た》てゝあつたので、長《なが》い年月《としつき》の間《あひだ》に雨風《あめかぜ》にさらされて壞《こは》れてしまひ、完全《かんぜん》に殘《のこ》つてゐるものが極《きは》めて少《すくな》いのは殘念《ざんねん》なことであります。この部屋《へや》には、たゞ今《いま》お話《はなし》した人間《にんげん》や馬《うま》の埴輪《はにわ》の實物《じつぶつ》を始《はじ》め、今《
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