《じだい》のものと思《おも》はれます。(第四十九圖《だいしじゆうくず》)
[#「第四十七圖 日本青銅器」のキャプション付きの図(fig18371_49.png)入る]
次《つ》ぎに、大體《だいたい》この頃《ころ》のものと思《おも》はれる銅器《どうき》に、銅鐸《どうたく》といふものがあります。これは少《すこ》し平《ひら》たい釣《つ》り鐘《がね》のような形《かたち》をしたもので、小《ちひ》さいものは四五寸《しごすん》、大《おほ》きいものになると四五尺《しごしやく》もあり、すてきに大《おほ》きなものであります。その表面《ひようめん》には袈裟襷《けさだすき》といつて、坊《ぼう》さんの袈裟《けさ》のように格子型《かうしがた》に區畫《くかく》した模樣《もよう》をつけたものや、また流水紋《りゆうすいもん》といつて長《なが》い渦卷《うづま》きの模樣《もよう》をつけたものもあり、時《とき》には人間《にんげん》や動物《どうぶつ》の形《かたち》を簡單《かんたん》に現《あらは》したものがついてをります。この銅鐸《どうたく》は今《いま》まで古墳《こふん》から出《で》たことはなく、岩《いわ》の間《あひだ》や、山
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