う》が僅《わづ》かで、貴重品《きちようひん》とせられてをつたのが、年《とし》を經《へ》てだん/\石器《せつき》に代《かは》つて行《い》つたのであり、初《はじ》めは石器《せつき》と同時《どうじ》に使用《しよう》せられてゐたものに相違《そうい》ありません。かういふ時代《じだい》を私共《わたしども》は金石併用期《きんせきへいようき》と呼《よ》んでをります。
[#「第五十圖 支那古錢」のキャプション付きの図(fig18371_48png)入る]
いま申《まを》したように、日本《につぽん》へ青銅器《せいどうき》がはひつて來《き》たのは支那《しな》からでありまして、それは多分《たぶん》滿洲朝鮮《まんしゆうちようせん》の海岸《かいがん》を經《へ》てはひつて來《き》たものと思《おも》はれますから、從《したが》つて日本《につぽん》では一番《いちばん》西《にし》の九州《きゆうしゆう》に初《はじ》めて傳《つた》はつたものと考《かんが》へられます。それがだん/\に東《ひがし》へ東《ひがし》へと進《すゝ》んで行《ゆ》きまして、五畿内地方《ごきないちほう》からその附近《ふきん》が金屬《きんぞく》を用《もち》ひる
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