へ曲《まが》つて、また南《みなみ》へをれて來《く》るあたりでは、近年《きんねん》舊石器時代《きゆうせつきじだい》の古《ふる》い遺物《いぶつ》が發見《はつけん》されるといふことでありますし、なほ北方《ほつぽう》のシベリヤの南部《なんぶ》においても、舊石器時代《きゆうせつきじだい》のものが現《あらは》れて來《き》たところから見《み》ますと、支那《しな》にも古《ふる》く舊石器時代《きゆうせつきじだい》から人間《にんげん》が棲《す》んでゐたことがわかるのであります。しかし、何分《なにぶん》支那《しな》は廣《ひろ》い國《くに》でありますし、またその東部《とうぶ》は大河《たいが》の流《なが》した泥《どろ》だとか、風《かぜ》が吹《ふ》き送《おく》つてきた小《ちひ》さい砂《すな》だとかゞつもつて、非常《ひじよう》にそれが深《ふか》いために、その下《した》に石器時代《せつきじだい》のものがあるのですから容易《ようい》に調《しら》べがつかず、今日《こんにち》までよく知《し》られてをりません。それで、將來《しようらい》われ/\が一《いつ》しょう懸命《けんめい》に調《しら》べて行《い》つたら、きっと面白《おも
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