う》かと思《おも》はれますが、太《ふと》くて大《おほ》きなものには、とうてい持《も》つて振《ふ》りまはすことの出來《でき》ないものがありますから、それは何《なに》か宗教上《しゆうきようじよう》の目的《もくてき》に使用《しよう》されたものだらうと思《おも》はれます。(第四十圖《だいしじゆうず》)
 また錘石《おもりいし》といふのがあります。それは平《ひら》たい石塊《いしころ》の上下《じようげ》を少《すこ》し打《う》ち缺《か》いて紐絲《ひもいと》を懸《か》けるのに便利《べんり》にしてあるもので、網《あみ》の錘《おもり》とか、機織《はたお》りに使用《しよう》したものかといはれてゐます。それから石皿《いしざら》といふものや、砥石《といし》のようなものもあります。(第四十圖《だいしじゆうず》)また石《いし》で造《つく》つた裝飾品《そうしよくひん》もありますが、その中《なか》には後程《のちほど》述《の》べようと思《おも》ふ日本《につぽん》の私共《わたしども》の祖先《そせん》が使《つか》つた勾玉《まがたま》の形《かたち》に似《に》た飾《かざ》り物《もの》があり、日本《につぽん》に出《で》ない美《うつ
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