ち此の最も古い臼太鼓の歌舞の特徴であるから致し方はない。
[#「第一八圖 恩納の臼太鼓踊」のキャプション付きの図(fig4990_08.png)入る]
歌詞は幸ひ謄寫版で印刷してあるのを呉れられたので、それを辿りながら聞いて居つても中々附いて行けぬ。先づ
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首里天加那志《シユリテンガナシ》 百歳《モヽト》まで賜《タポ》れ
御萬人《ウマンチユ》の間切《マギリ》 拜《ウガ》でしやでびら
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と言ふのに始まり、歌の全部を歌へば四時間もかゝると言ふのに驚いて、割愛して餘程端折つてもらふことにした。長い歌の中、二三を標本的に擧げて見れば次の樣なものがある。
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十七八ぐるやな 女《ヲンナ》のさかい
八つと九つや ちゞのさかい」
思ゆらはさとめ かた夜暗《ユヤシ》いもり
月《チヽユ》の夜にいもち なくしたちゆさ」
泊帆舟小《トマイマーラングワ》や 浮《ウ》ちよてちびふゆさ
だちよてちびふゆぬ かぢどーあやーめー」
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但しこの例とても、私に意味が善く分かつたと言ふのではない。臼太鼓がすんで
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