から、それを受け取ることであろう。
わたしたちがそこへ着いたとき、おおぜいの人間がもう集まっていた。そしてわたしたとが考えていたように、すぐに牛をわたしてはくれないで、どうして牛を手に入れたか、どこから牛をとって来たかをたずねた。
かれらはわたしたちが牛をぬすんだこと、そして牛は持ち主の所へかけて帰ろうとしたのだということを主張《しゅちょう》いた。かれらはほんとうのことがわかるまで、わたしたちは牢屋《ろうや》へ行かなければならないと宣告《せんこく》した。牢屋と言われたばかりで、わたしは青くなって、どもり始めた。おまけにさんざんかけて息が切れていたので、ひと言もものが言えなかった。そこへちょうど巡査《じゅんさ》がやって来た。二言三言で全体の事件《じけん》が説明《せつめい》された。それを聞いてもいっこうはっきりしないことであったから、とにかくかれは雌牛《めうし》を預《あず》かること、それがわたしたちのものだというあかしの立つまで、わたしたちを拘留《こうりゅう》することに決めた。村じゅうが行列を作って、わたしたちのあとに続《つづ》いて、ちょうど警察署《けいさつしょ》をかねていた町の役場ま
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