っきりとはしていないが、ここに描かれてある小径は、ことによると、曳舟通りに近かった私の家から尼寺の近所のおばさんの家へ行くときにいつも通っていた小径と同じであるかも知れない。
[#ここで字下げ終わり]
底本:「幼年時代・晩夏」新潮文庫、新潮社
1955(昭和30)年8月5日発行
1970(昭和45)年1月30日16刷改版
1987(昭和62)年9月15日38刷
初出:「むらさき」
1938(昭和13)年9月号、10月号、11月号
1939(昭和14)年1月号、3月号、4月号
初収単行本:「燃ゆる頬」新潮社
1939(昭和14)年5月22日
※初出情報は、「堀辰雄全集第2巻」筑摩書房、1977(昭和52)年8月30日、解題による。
※底本には、複数の作品の註がまとめて掲載してありましたが、ここでは、本作品に対するもののみを、ファイル末におきました。
入力:kompass
校正:染川隆俊
2004年1月21日作成
青空文庫作成ファイル:
このファイルは、インターネットの図書館、青空文庫(http://www.aozora.gr.jp/)で作られました。入力、校正、制作にあたったのは、ボランティアの皆さんです。
前へ 終わり
全9ページ中9ページ目
小説の先頭へ
文字数選び直し
堀 辰雄 の一覧に戻る
作家の選択に戻る
◆作家・作品検索◆
トップページ
登録
ご利用方法
ログイン
携帯用掲示板レンタル
携帯キャッシング