大仏餅。袴着の祝。新まへの盲目乞食
三遊亭円朝
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【テキスト中に現れる記号について】
《》:ルビ
(例)三題話《さんだいばなし》
|:ルビの付く文字列の始まりを特定する記号
(例)三|里《り》
[#]:入力者注 主に外字の説明や、傍点の位置の指定
(数字は、JIS X 0213の面区点番号、または底本のページと行数)
(例)※[#「筑」の「凡」に代えて「卩」、第3水準1−89−60]
/\:二倍の踊り字(「く」を縦に長くしたような形の繰り返し記号)
(例)ちら/\
*濁点付きの二倍の踊り字は「/″\」
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このたびはソノ三題話《さんだいばなし》の流行《はや》つた時分《じぶん》に出来《でき》ました落語《はなし》で、第一が大仏餅《だいぶつもち》、次が袴着《はかまぎ》の祝《いはひ》、乞食《こつじき》、と云《い》ふ三題話《さんだいばなし》を、掲載《だ》すことに致《いた》しました。
場所《ところ》は山下《やました》の雁鍋《がんなべ》の少し先に、曲《まが》る横丁《よこちやう》がありまする。彼《あ》の辺《へん》に明治《めいぢ》の初年《はじめ》まで遺《のこ》つて居《を》つた
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