bォ光は、これにふさはしき冠とならざるをえじ 七〇―七二
さればかれらは、己が行爲《おこなひ》の徳によらず、たゞ最初の視力の鋭さ異なるによりてその置かるゝ段《きだ》を異にす 七三―七五
世の未だ新しき頃には、罪なき事に加へてたゞ兩親《ふたおや》の信仰あれば、げに救ひをうるに足り 七六―七八
第一の世終れる後には、男子《なんし》は割禮によりてその罪なき羽に力を得ざるべからざりしが 七九―八一
恩惠《めぐみ》の時いたれる後には、クリストの全き洗禮《バッテスモ》を受けざる罪なき稚兒《をさなご》かの低き處に抑《と》められき 八二―八四
いざいとよくクリストに似たる顏をみよ、その輝のみ汝をしてクリストを見るをえしむればなり。 八五―八七
我見しに、諸※[#二の字点、1−2−22]の聖なる心(かの高き處をわけて飛ばんために造られし)の齎《もた》らす大いなる悦びかの顏に降注《ふりそゝ》ぎたり 八八―九〇
げに先にわが見たる物一としてこれの如く驚をもてわが心を奪ひしはなく、かく神に似しものを我に示せるはなし 九一―九三
しかしてさきに彼の上に降れる愛、幸《さち》あれマリア恩惠《めぐみ》滿つ者よと歌ひつ
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