ミけるは 一―三
マリアの塞《ふさ》ぎて膏を《あぶら》ぬりし疵――これを開きこれを深くせし者はその足元なるいと美しき女なり 四―六
第三の座より成る列の中、この女の下には、汝の見るごとく、ラケールとベアトリーチェと坐す 七―九
サラ、レベッカ、ユディット、及び己が咎《とが》をいたみて我を憐みたまへ[#「我を憐みたまへ」に白丸傍点]といへるその歌人《うたびと》の曾祖母《そうそぼ》たりし女が 一〇―一二
列より列と次第をたてゝ下に坐するを汝見るべし(我その人々の名を擧げつゝ花片《はなびら》より花片と薔薇を傳ひて下るにつれ) 一三―一五
また第七の段《きだ》より下には、この段にいたるまでの如く、希伯來人《エブレオびと》の女達相續きて花のすべての髮を分く 一六―一八
そは信仰がクリストを見しさまに從ひ、かれらはこの聖なる階《きざはし》をわかつ壁なればなり 一九―二一
此方《こなた》、即ち花の花片《はなびら》のみな全《まつた》きところには、クリストの降り給ふを信ぜる者坐し 二二―二四
彼方《かなた》、即ち諸※[#二の字点、1−2−22]の半圓の、空處に斷《た》たるゝところには、降り給へるクリスト
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