タ、即ちその上にはや置かるゝ冠の爲汝が目をとむる座には、汝の未だこの婚筵《こんえん》に連《つらな》りて食せざるさきに 一三三―一三五
尊きアルリーゴの魂(下界に帝となるべき)坐すべし、彼はイタリアを直くせんとてその備へのかしこに成らざる先に行かむ 一三六―一三八
汝等は無明の慾に迷ひ、あたかも死ぬるばかりに饑《う》ゑつゝ乳母《めのと》を逐ひやる嬰鬼《をさなご》の如くなりたり 一三九―一四一
しかして顯《あらは》にもひそかにも彼と異なる道を行く者、その時神の廳《つかさ》の長《をさ》たらむ 一四二―一四四
されど神がこの者に聖なる職《つとめ》を許し給ふはその後たゞ少時《しばし》のみ、彼はシモン・マーゴの己が報いをうくる處に投げ入れられ 一四五―一四七
かのアラーエア人《びと》をして愈※[#二の字点、1−2−22]深く沈ましむべければなり。 一四八―一五〇
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   第三十一曲

クリストの己が血をもて新婦《はなよめ》となしたまへる聖軍は、かく純白の薔薇の形となりて我に現はれき 一―三
されど殘の一軍《ひとて》(これが愛を燃すものゝ榮光と、これをかく秀でしめし威徳とを、飛びつゝ
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