《はかり》となるは功徳にて、恩惠《めぐみ》と善心《よきこゝろ》とより生る、次序《ついで》をたてゝ物の進むことかくの如し 一一二―一一四
同じくこの永劫《えいごふ》の春――夜の白羊宮もこれを掠《かす》めじ――に萌出《もえいづ》る第二の三《みつ》の組は 一一五―一一七
永遠《とこしへ》にオザンナを歌ひつゝ、その三《みつ》を造り成す三の喜悦《よろこび》の位の中に三の妙《たへ》なる音《ね》をひゞかしむ 一一八―一二〇
この組の中には三種《みくさ》の神あり、第一は統治《ドミナーツィオニ》、次は懿徳《ヴィルトゥーディ》、第三の位は威能《ボデスターディ》なり 一二一―一二三
次で最後《をはり》に最《いと》近《ちか》く踊り※[#「廴+囘」、第4水準2−12−11]《めぐ》る二の群《むれ》は主權《ブリンチパーティ》と首天使《アルカンゼリ》にて、最後《をはり》にをどるは、すべて樂しき天使なり 一二四―一二六
これらの位みな上方《うへ》を視る、かれらまたその力を強く下方《した》に及ぼすがゆゑに、みな神の方《かた》に引かれしかしてみな引く 一二七―一二九
さてディオニージオは、心をこめてこれらの位の事を思ひめ
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